“繋ぐ想いと伝統”

昭和57年に先代が中華そばの店をスタートさせ、少し大きな店舗を魚町に構えた頃、岡山出身の私は縁あって、藤王で働きはじめました。 先代の引退後、二代目店主として店を引き継ぎ、気がつけばもう10年以上。中華そばというシンプルなラーメンを看板にしているからこそ、 素材の吟味と丁寧な仕事にこだわり、藤王の歴史と伝統を大切に紡いでおります。
藤王二代のものがたり
東京で大学生活を送った先代主人の遠藤敏明が、学生の時に屋台で食べた、支那そばの味を小倉で再現したい、と一念発起し、ラーメンの修行をはじめたのは、50歳の時でした。 修行を経て、昭和57年に鍛治町に8席ほどの小さな店をオープン。お客様の支えを得て、昭和60年に今の魚町に移転しました。昭和63年には、現店主の私が入社。 シンプルな中華そばを看板メニューにしているからこそ、素材の吟味や調理の手間を惜しまず、藤王の味を突き詰めていく日々が続きました。 そして、平成8年に先代は引退。先代夫人と共に藤王を支えてきた、私が二代目店主を襲名し、早もう10年以上。 平成24年には、オープン30周年を機に、店舗を大幅リニューアル。伝統の味を守りつつ、新作の味に挑戦するチャレンジ精神を忘れず、藤王の歴史は続いていきます。
美味しさの追求のために
スープ SOUP
スープは鶏のガラをベースに牛骨・牛スジ・豚足に数種類の野菜をブレンド。和食でいうところの一番だしのような上澄みの透明なスープのみを使うため、沸騰させることなく手間をかけて調理。その結果、あっさりとしながらもコクとキレがある、味が生まれます。毎朝仕込みを行い、当日分のスープがなくなり次第、お店が閉店となる、まさに藤王の全てともいえる味です。
 NOODLE
麺はフランスパン用の高タンパクの小麦粉と中華用の強力粉をブレンドして使うという独自の手法で生み出された、中太のちぢれ玉子麺です。もちもちの食感と豊かな風味があり、スープとよく絡みます。
具材  FILLING
チャーシューはバラとモモという2種類の部位を使うことで、風味や食感に違いを持たせています。メンマも仕込みに手をかけることで、独特の臭みが少なく、「藤王のメンマだけは好き!」というお客様もいらっしゃいます。
メディア掲載
藤王はお客様のご愛顧のおかげで「北九州Walker 連続掲載(2006年・2009年・2014年)」「超らーめんナビ(2010年らーナビ大賞 特別大賞:九州・沖縄地区 醤油・味噌・塩・つけ麺部門で1位)」 「北九州本(2014年)」といった雑誌に取り上げられてきました。そして、2014年にはミシュランガイド福岡・佐賀に掲載されました。これからも、中華そば藤王の味を守り続け精進してまいります。